採用お役立ち情報

介護事業の人と組織戦略|現場のいま×採用・育成・定着の基本方針

コスト増×報酬制約で「支出は増えるが、利益は目減りする」。介護の現状を踏まえ、採用・育成・定着を“循環”で設計する基本方針と最初の一手

 

■ 「人が足りない。でも、辞めていく。」──介護業界が変わらなければならない理由

介護業界には、“二重の厳しさ”が押し寄せています。

ひとつは、物価上昇と賃上げ圧力
もうひとつは、人材不足の深刻化です。

最低賃金は全国的に上がり続け、
小売・物流・飲食など他業界の賃金も上昇しています。

しかし介護報酬制度の中では、
企業のように自由に価格を上げることができません。
それでも待ったなしで、
物価・光熱費・委託費・人件費は上がっていく。

「支出は増えるが、収入は増えない」──。
医療機関と同じ構造的な課題が、介護業界にもあります。

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■ 介護事業を取り巻く構造的課題

1|固定化された収益構造

介護報酬は3年に一度の報酬改定でしか変わらず、
その間にどれだけコストが上がっても、
サービス単価を上げることはできません。

職員に「給料を上げてあげたい」と思っても、
制度が追いつかない。
結果的に、現場の努力や工夫だけでは限界にぶつかります。

2|人材の流動化と採用難

若手の離職率は依然として高く、
有資格者の転職市場も活発。
「介護業界に興味はあるけど、給与や待遇に不安がある」
という声が根強く残ります。

3|サービスの多様化と職員負担の増加

通所介護、訪問介護、ショートステイ、住宅型有料老人ホームなど、
事業形態が多様化したことで、
職員のスキルやマルチタスク能力がより求められるようになりました。

それに対し、教育・評価・キャリア設計が追いついていない。
「結局、できる人に仕事が集中する」
という構造が現場の疲弊を生んでいます。

■ “現場任せ”の限界と、マネジメントの空洞化

介護現場の強みは、「人の温かさ」です。
しかし同時に、「人の善意」に頼りすぎている構造があります。

誰かが残業して穴を埋め、
誰かが我慢して現場を回す。

その結果、

という悪循環が起きています。

“やる気”と“使命感”だけでは、持続可能な組織はつくれません。

必要なのは、人が報われる仕組み、そして、人が育つ文化です。

■ 「採用できない」から「辞めない組織」へ

スケッチが全国の介護事業者様へのご支援を通して感じるのは、
“採用が難しい”というよりも、
“定着と成長の仕組みができていない”ことが根本原因だということです。

応募が来ない理由は、
外への発信力(採用ブランディング)の弱さ。
辞める理由は、
内側の人間関係や評価の不透明さ、
キャリアの見通しのなさ。

つまり、採用・育成・評価・定着のすべてが、
“つながっていない”状態にあります。

この状態を変えるという意志決定をする。
それが、介護業界の未来を変える最初の一歩です。

■ スケッチが見てきた、変革を起こす介護現場

私たちはこれまで、全国の介護事業者と向き合う中で、
いくつもの“変革”を目の当たりにしてきました。

たとえば──

どの事例にも共通しているのは、
“制度を変えただけではない”ということ。
一人ひとりの意識が変わり、組織全体が変わっていったのです。

■ 「人と組織の変革」が、介護の未来をつくる

スケッチは、介護事業を「人の事業」だと考えています。
介護はモノではなく、人の想いと関係で成り立つ産業。

だからこそ、変革の出発点は“人”です。

私たちは、以下のようなアプローチで介護事業者を支援しています。

■ 「優しい職場」から「誇れる職場」へ

介護現場は、優しさにあふれています。
でもそれだけでは、人は定着しません。

「優しい職場」だけでなく、
「誇れる職場」に変えていくことが大切です。

自分の仕事に誇りを持てる。
努力が認められ、成長が感じられる。
仲間と支え合いながら、地域に貢献できる。

そんな環境をつくるためには、
組織の仕組みと文化を同時に変える必要があります。

それが、スケッチの考える“人と組織の変革”です。

■ 現場の幸せが、介護の質を変える

「人が足りない」という言葉の裏には、
「人が報われていない」という現実があります。

職員が幸せでなければ、利用者も幸せにはなれない。
介護の質は、職員の幸福度に比例すると考えています。

だからこそ、
Happiness Survey のような仕組みで
“職員の幸せ”を見える化し、
組織全体で共有することが大切です。

数字で現状を知り、対話で未来を変えていく。
その積み重ねが、介護の未来を明るくします。

■ 終わりに──「人が辞めない介護」を描く

介護は、なくてはならない仕事です。
そして、もっと尊敬されるべき仕事でもあります。

「スケッチは、介護業界のパートナーとして、
採用・育成・定着の三位一体改革を支援しています。

人が育ち、人が輝く職場を。
現場が幸せで、利用者様も幸せな介護を。

私たちは、介護事業者とともに、
“人と組織の変革”という新しいステージを描いていきます。

■ 「変革は、仕組みではなく人から始まる」

変化の時代に、変われる介護事業へ。
スケッチは、未来を描く伴走者であり続けます。

まずは定着の見える化から。
採用・育成・評価・定着の“つながり”に歪みがないか、一緒に点検しましょう。


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