2025-10-06
人材採用
応募ゼロ→応募30名・採用11名へ。創業30年製造業の採用活動を変革

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プロジェクトテーマ
創業30年・自動車部品を扱う製造業の事例|採用活動強化と採用担当者育成を通じて次のステージへ
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エリア
中国地方
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取り組み内容
1.企業情報と相談背景|
事務職の方が他業務と兼務する形で採用活動をしてきましたが、ついに年間応募が0に。仕事はあるのに人が集まらず、会社として事業拡大を志向するも「次の一手」が分からない状態でした。
事業内容:製造業(自動車部品)
従業員数:約30名
同社は大手自動車メーカーとの取引により安定した業績基盤を築き、細部まで行き届いた部品づくりが高く評価されています。加工・メッキ・出荷までのプロセスを細分化し、継続的な改善を重ねてきたことで信頼を獲得してきました。
一方で、数年前から日本人採用が停滞し、応募が途絶。外国人採用に伴う費用が業績を圧迫していました。
日本人採用に向けた手段や方法について、以下の課題を抱えていました。
・中途は自社HP、新卒はハローワーク中心だが、訴求文章とターゲット定義が不十分
・自社の魅力を言語化できていない
・専任の採用担当者がおらず、ノウハウ・知識の蓄積もなされていない
採用難と担当者の停滞が連動し、事業縮小の検討にまで至る逼迫した状況。
創業社長も強い危機感を抱いていました。
2. スケッチの支援内容|
採用活動の再設計と、採用担当者(事務職の方)育成による仕組み化を同時並行で実施。
「採用活動の最上流にある“考え方”」から「費用・手段の最適化」「実行」までを一気通貫で支援
■ 採用活動の可視化と改善
・これまでの応募経路・面接率・採用率を数値で整理・分析
・ボトルネックの洗い出し(採用活動全体の整理・媒体選定・求人票改善・魅力の言語化 など)
・各職種に応じた「無料×低コスト」から「有料×中コスト」まで各種採用手法の効果的な組み合わせ
・継続的な改善サイクルの構築
・選考プロセスの改善
■ 採用担当者育成支援
・再現可能なマニュアル作成
・予算から逆算して手段を検討する思考の定着
・圧倒的な広報量増加施策と優先順位設計
3. 成果|
応募0→30名。“設計の見直し×内製化”を同時に進めた結果、数字と運用の両面でブレイクスルーを実現。
・応募:30名(前年は0名)
・採用:11名
採用担当者が動けば動くほど応募が入るようになり、また、会社としても人材確保がされたため大型受注でき業績拡大にも繋がりました。
長らく続いていた「応募ゼロ」の状況から抜け出し、現場に新しい仲間が加わることで、安定した事業運営へとつながっていきました。
加えて、他の事務職の方も巻き込み、組織的な採用活動へ変化。
・採用活動と共に広報活動の役割分担により強化スピード向上
・1名体制 → 2名体制となり、決定~着手のリードタイムを短縮
・数値分析や採用活動のABテストなど新たな挑戦が可能な状態へ
4. 製造業の皆さまへ|
「応募が来ない」「兼務で時間がない」は、変えられる
応募が来ない、採用できない、採用担当者が育たない──
スケッチでは、採用構造の見直しと人材育成を一体的に支援しています。
必要なのは仕組みと変化を生み出すきっかけです。
まずは、貴社にとって最適な設計図を一緒に描くところから始めませんか?