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2025-08-21

人材採用

採用単価95%改善!応募数2倍へ──「人を集める仕組み」によって事業拡大へ舵を切る

  • プロジェクトテーマ

    介護事業者の挑戦|人口減少エリアにおける人材採用の仕組み化と組織活性化によって、再び事業拡大できる状態を創る

  • エリア

    九州地方

  • 取り組み内容

    1. 企業情報と相談背景|「人が来ない・辞める」が続く社会福祉法人
    クライアント企業:九州エリア・社会福祉法人
    業種:介護福祉(特別養護老人ホーム、ショートステイ、デイサービス等運営)
    従業員数:約300名

    同社は、地域に根ざした複数の介護事業所を運営する中堅法人。長年にわたり「ご利用者・職員・地域の三方よし」を掲げ、地域介護の要として信頼を集めてきました。
    しかし、介護職の採用難と離職の常態化により、ここ数年は従業員数が増えず、むしろ現場の負担感が増大。
    • 採用してもすぐに辞める
    • 人が足りず現場が疲弊
    • 採用単価は高騰、人材紹介依存
    • 「若手が定着しない」「平均年齢が上昇」「賃金が高騰」
    さらに、山間部にも複数の施設を展開しているため、人口減少という構造的な制約も採用活動に影を落としていました。
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    2. スケッチの支援内容|採用戦略ゼロから再構築、管理職研修まで一気通貫で伴走
    同社は「個別対応の限界」でした。広告を打つ、紹介会社を使う──目の前の人材不足に対応する“対症療法”を続けていたため、構造的な改善が進まなかったのです。

    そこで、スケッチは以下の取り組みを実施しました:
    ■ 採用活動の全体再設計
    • 現状の採用構造を徹底的に可視化
    • エリア別・職種別に最適なチャネルを設計(例:ハローワーク、地域チラシ、LINE活用、既存職員リファラルなど)
    • 採用活動の「属人化」を排除し、誰でも回せる仕組みに整理

    ■ 自社の魅力言語化ワークショップ
    • 管理職・現場職員合同で「うちの良さ」を洗い出すワークショップを複数回開催
    • 「人間関係が良い」「柔軟なシフト調整」「小規模ならではの距離感」など、リアルな強みを発信文脈に落とし込み

    ■ 管理職向けコミュニケーション研修
    • 応募者・新入職員との初期接点強化
    • 離職抑制につながる「信頼関係の築き方」「関わり方のクセ」にアプローチ
    • 現場の受け入れ体制の底上げ
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    3. 成果|応募数2倍・採用単価は95%改善。仕組み化が新規事業の武器にも
    成果は、劇的でした。
    • 応募数   :月間平均2倍に増加
    • 採用単価  :従来比95%削減
    • 紹介会社・派遣会社への依存:ゼロに
    • 応募チャネル:ほぼすべて無料媒体またはリファラルで完結

    採用単価が大幅に改善したことで、他法人から「それ、応募単価の間違いでは?」と驚かれることも。
    しかし、この事例はここで終わりません。
    採用の仕組化と運用体制がが整ったことで、同社はある新規事業案件の入札に自信を持って挑戦。
    プレゼンテーションでは、「安定した人材獲得の仕組みを有している」点をPR。その内容が審査員に安心感を与え、複数法人が競合する中で案件を勝ち取りました。
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    4. 介護業界で「採用がうまくいかない」と感じている方へ
    もし、いま「人が来ない」「すぐ辞める」「高い費用を払っても成果がない」と感じているなら、
    それはあなたの施設が悪いのではなく、仕組みが整っていないだけかもしれません。
    スケッチでは、介護業界に特化した実践的な採用戦略と仕組み化支援を多数行ってきました。
    採用、定着、ブランディング──どこに課題があるかを一緒に見つけ、一緒に変えていきます。
    まずはお気軽にご相談ください。