2025-11-10
人材採用
人事責任者を採用し、店舗スタッフ2名も充足|通信業の採用改善事例:採用広報×チャネル最適化で“必要な時に採れる”体制へ
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プロジェクトテーマ
通信業の採用広報強化による中核人材(人事責任者)採用の実現
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エリア
東北地方
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取り組み内容
1. 企業情報と相談背景|人事責任者の不在と、店舗スタッフ採用の停滞
クライアント企業:東北エリア・通信業
事業内容:キャリアショップ運営等
事業拡大が進む一方、採用戦略を統括する人事責任者が不在。
採用は現場対応中心で、「必要な時に必要な人材を確保できない」状態が続いていました。
特にショップ/店舗スタッフ採用は計画的な母集団形成が難しく、
以下のボトルネックが顕在化していました。
• 部署ごとに採用基準が異なり、判断がぶれる
• チャネルごとの効果測定(表示→応募→面接→決定)が弱く、改善しづらい
• 採用広報(採用ブランディング)の訴求が整理されておらず、価値が届かない
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2. スケッチの支援内容|
採用広報・チャネル最適化・エージェント開拓・現地施策を一体で強化
■ 求める人材像の明確化(ペルソナ提示)
経営陣・現場メンバーとすり合わせを行い、「人事責任者を任せられる人物像」を定義。性別/経歴/経験値が異なる3パターンのペルソナを提示し、役割・裁量・期待成果・カルチャーフィットまで含めた採用基準線を共有。
■ 採用広報の設計とターゲット×チャネル最適化
「自力採用力=企業力 × 職員待遇 × 採用活動力」という考え方を共有し、短期で伸びやすい“採用活動力(採用広報×実務運用)”に投資。求人媒体/ハローワーク/エージェントなど、チャネル特性に合わせて訴求を最適化。
■ エージェント向け施策の強化
既存のメール・電話連絡に加え、エージェント向け説明会を開催。
• 自社の魅力・刺さるポイント・求める人物像を高解像度で共有
• 「誰をどう紹介すべきか」が具体化し、紹介の質とスピードを底上げ
■ ローカルチャネルでの母集団形成(店舗職向け)
ハローワーク連携を強化し、現地で単独説明会を実施(参加約20名)。ショップ/店舗スタッフ採用2名に結実。
■ 採用ピッチ資料・Googleビジネスの整備
ハイクラス層向けに、年収・待遇、DX/人事での裁量、キャリアパスの訴求点を再設計。Googleビジネスプロフィールを整備し、ブランド認知・想起を強化。
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3. 成果|人事責任者の採用決定/店舗スタッフ2名採用/採用ノウハウの定着
<定量>
• 中核人材(人事責任者)の採用に成功(新規契約のハイクラス系エージェント経由)
• ショップ/店舗スタッフ2名を採用(ローカル施策×説明会の強化による)
<定性>
• チャネル最適化とKPI運用の考え方が社内に浸透
• 採用広報の設計・ピッチ資料・チャネル運用・エージェントマネジメントが社内資産として蓄積
• “現場任せの採用”から脱却し、再現性ある採用運用へ
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4. メッセージ
採用成功の出発点は、「どんな人と働きたいか」の言語化(ペルソナ・合否基準)です。
カルチャーフィットを含めた人物像を明確にすることで、“自社に合う人材”を惹きつけられるようになります。
そのうえで、「誰に・どんな魅力を・どのチャネルで伝えるか」を設計することが不可欠です。
ハイクラスは待遇や裁量・成長機会を整理してエージェントと攻めることも近道、店舗スタッフなど地域採用はハローワークや説明会など直接コミュニケーションの場をつくる——ターゲットに合わせて打ち手を最適化すれば、結果は大きく変わります
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【FAQ】
Q1. 人事責任者の採用で最初に着手すべきことは?
A. ペルソナ定義と採用広報の統一です。役割・裁量・期待成果を明確化し、エージェント/媒体/自社発信で同じメッセージを届けます。
Q2. 地方×通信業×多店舗で母集団を増やすコツは?
A. ローカル接点(ハローワーク/説明会)と、媒体の役割分担(検索強い媒体×訴求特化媒体)を併用。面談同席や即日案内で歩留まりを改善します。
Q3. 再現性のある採用運用のKPIは?
A. チャネル別に「表示→応募→面接→内定→入社」を週次で。判断基準(合否要件)とNG例を明文化し、都度修正します。
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