2025-12-02
人材採用
応募ゼロから、4か月で8名応募・1名採用へ|2代目社長が挑んだ製造業の採用基盤づくり【中国地方】
-
プロジェクトテーマ
継続した応募者獲得に向けた製造業の事例|応募ゼロからの採用強化
-
エリア
中国地方
-
取り組み内容
1. 企業情報と相談背景|
金属加工のエキスパートとして、地場に根差した事業を続けてきた製造業の会社。
創業者の技術と想いを受け継ぎ、もともとは一般社員として入社していた現社長が、2代目として事業を引き継ぎました。
2代目社長として経営を担うようになってから、長く頭を悩ませていたのが「人材確保」です。
ホームページの刷新やハローワークの活用など、思いつく採用活動は一通り試してきたものの成果が出ず、「何をすれば応募が入るのか」が分からない状態で、ご相談をいただきました。
クライアント企業:中国地方・製造業
従業員数:10-20名
同社は、技術力の高さに定評があり、大手メーカーとの安定的な取引があります。
社内では、社員に対して日々「モテる男になれ!」と伝えています。
これは、個々の技術や人間力を磨くことが自立につながり、責任感になる──そういったスタッフが増えることが会社の成長につながる、という考えに基づくものです。お客様だけでなく、働く一人ひとりに向き合い、成長を望んでいる会社でもあります。
一方で、これまで行ってきた採用活動と、その中で見えてきた課題は次の通りでした。
• ホームページを刷新
• ハローワーク活用
しかし、
• 自社の特徴や、訴求すべきターゲットが明確ではない
• 専任の採用担当者がいないため、採用ノウハウや知識がない
• 広報手段や、求職者へのアプローチ方法が分からない
といった状況が重なり、「応募が来ない」「次に何をすべきか分からない」という行き詰まりに陥っていました。
________________________________________
2. スケッチの支援内容|
採用活動の再設計と、応募増加の仕組み化。
支援は、「刷新したホームページの広報強化」と「新しい採用手法へのチャレンジ」を並行して実施しました。
■ 採用活動強化
• 採用活動における課題の洗い出しおよびスケジュール設定
• 採用活動全体の整理・媒体選定・求人票改善・広報手段・自社の魅力の文章化など、ボトルネックの洗い出し
• 各職種に応じて、「無料×低コスト」から「有料×中コスト」まで、各種採用手法を効果的に組み合わせる設計
• 継続的な改善サイクル構築
• 選考プロセス改善
• WEB上およびローカル採用手法へのチャレンジ
________________________________________
3. 成果|
応募ゼロから、4か月で8名応募・1名採用へ。年間24名応募ペースまで改善。
• 前年度応募数:0名
• 仕組み基盤構築から4か月で、応募8名・採用1名へ改善
• 年間24名応募ペースまで向上
また、採用活動における「考え方」や「何をすれば良いか」を理解している状態となり、採用リテラシーも向上しました。
応募が入る仕組みをつくったことで面接実施数が増加し、採用活動の課題は「集める」から、「選考プロセス改善」へとシフトしていきました。
長らく続いていた「応募ゼロ」の状況から抜け出すことに成功し、継続可能な仕組み構築によって、満足度高くプロジェクトが終了しました。
最終的には、
• 採用活動と広報活動の仕組化
• 社長お一人でも継続可能な採用活動の仕組み
• 採用活動工数をできるだけ少なくした仕組み
• 新しい採用手法へのチャレンジの仕方
といった「社長中心でも運用できる採用の土台」が整いました。
________________________________________
FAQ|製造業の採用でよくある質問
Q1.応募がまったく来ない状態から、最初に何に取り組めばよいですか?
A.まずは現状の採用活動の棚卸しと、ボトルネックの洗い出しから始めます。
具体的には、
• これまで行ってきた採用手法の整理
• 自社の特徴や訴求するターゲットが明確になっているかの確認
• 媒体選定・求人票の内容・広報手段・自社の魅力の言語化など、どこに課題があるかを把握
といったステップを踏み、課題と優先順位を明確にしてから、採用手法の組み合わせを再設計します。
________________________________________
Q2.専任の採用担当者がいない、小規模な製造業でも「仕組み化」は可能でしょうか?
A.この会社も従業員11名、専任の採用担当者はおらず、社長が中心となって採用を行っていました。
• 採用活動と広報活動を「仕組み」として整える
• 社長お一人でも継続可能な採用活動の仕組み
• 採用活動工数をできるだけ少なくする設計
を行うことで、限られたリソースでも回せる状態をつくることができます。
小規模な製造業でも、「誰が・いつ・何をするか」を明確にした仕組みがあれば、専任担当がいなくても採用活動を継続することは十分可能です。
________________________________________
Q3.地方の製造業では、どのような採用手法を組み合わせるのが有効ですか?
A.この会社では、刷新したホームページを活用しつつ、WEB上の採用手法とローカルな採用手法を組み合わせてチャレンジしました。
• 無料〜低コストの手法
• 有料〜中コストの手法
「この職種にはどの媒体・どの手法を使うか」を整理し、WEBと地域密着型の手法の両方に挑戦することが、地方製造業でも応募数を増やすポイントです。
________________________________________
5. 製造業の皆さまへ|
「応募が来ない」「採用活動の知識やノウハウがない」は、変えられます。
人が来ない、採用できない、選考方法が分からない──
スケッチでは、採用構造の見直しと人材育成を一体的に支援しています。
必要なのは、仕組みと、変化を生み出すきっかけです。
まずは、あなたの法人にとっての最適な設計図を、一緒に描くところから始めませんか?
画面左下の「お問い合わせ」ボタンより、お気軽にご相談ください。